住宅の建材などに含まれる化学物質が、室内の空気を汚染することによって、
アレルギーなど健康被害を引き起こすことを「シックハウス症候群」と言います。
シックハウス症候群の対策は、大きく分けて2つあります。
1つは、有害物質を含む建材を使わないようにすること。
そしてもう1つが、室内の換気をきっちり行うこと。
大井建設では、建築基準法で規制されている有害物質の含有量が最も少ない
グレードであるF☆☆☆☆対応建材、そして、極力、自然素材を使用しています。
そして、24時間換気システムにより、シックハウス症候群対策を行っています。
気温の急激な変化による血圧の上下が引き起こす心臓や血管の疾患のことを
「ヒートショック」と言います。暖かい部屋から、寒いトイレや浴室などへ
移動した際に起こりやすいと言われています。
入浴中のヒートショック関連死は、全国で約17,000人とも言われています。
これは、年間の交通事故死が4,500人ほどなので、約4倍にもなります。
大井建設では、ヒートショックを防ぐために、できる限り室内の温度差が
生まれないように、間取りや性能に工夫をしています。
静岡大学農学部で行われた実験に、ネズミを、鉄、コンクリート、木の箱で飼育したときの
生存率の比較というものがあります。
20日後の生存率を比較すると、
木製 85%
金属製 41%
コンクリート 7%
という結果でした。
生存率の違いは、保温性が関係していると言われています。
また、最近では、学校の校舎も木造の良さが見直されています。
鉄筋コンクリートの校舎に比べ、インフルエンザの学級閉鎖が
少ないこともわかっています。
木の良さを住まいに活かし、心身ともに安らげる家づくりをお勧めしています。