「なかなか良い土地が見つからない・・・」「欲しい土地は、もう売れている・・・」
そんな経験ありませんか?
マイホームを建てるには、建物を建てる前に、まず探さなければならないものがあります。
それは「土地」です。土地を見つけてから家を建てる。この流れだけは、変えることができません。
ただ、いざ探し始めると、良い条件の土地は簡単には見つかりません。
ようやくインターネットの情報で、気に入った土地を問い合わせすると
「その物件はもう売薬済みです」と冷たい返事。
この時同じエリアで、同じような広さで、同じような予算で探しているライバルがたくさんいることに気付くのです。
多くの人が、土地を探していて、そして、多くのライバルが、良い条件の土地を見つけようと
血眼になって探しています。土地は、好きな場所に、好きな大きさのものをつくることができないので、
あるものの中から選ぶしかありません。
ライバルよりも早く見つけて、早く購入する。土地探しは、早い者勝ちの世界なのです。
では、どうすれば、ライバルより早く、良い土地を手に入れることができるのか?
土地探しのコツとチェックポイントを詳しく解説します。
理想の土地を手に入れるには、戦略的に土地探しを進めていく必要があります。
そのためにも裏技をお伝えする前に、まずは土地探しの進め方を押さえておきましょう。
住宅情報誌やインターネット、不動産業者などから、土地情報を集める。
一般的に見られている土地情報サイト
【suumo】株式会社リクルート住まいカンパニーの土地情報サイト https://suumo.jp/
【athome】アットホーム株式会社の土地情報サイト https://www.athome.co.jp/
【LIFULL HOME'S】株式会社LIFULLの土地情報サイト https://www.homes.co.jp/
長野県佐久市で検索すると、
・suumo・・・39件
・athome・・・111件
・LIFULL HOME'S・・・119件
【2020年2月4日現在】
多いでしょうか?少ないでしょうか?
このように数字で見ると、多くないという印象を持たれる方が多いです。
また、希望の地域を車で回って、売地の看板を探したり、地域に根差した不動産業者に
足を運んだり、土地情報を積極的に集めましょう。
情報を集めたら、希望するエリアの土地をピックアップします。
値段の高い安い、土地の広い狭いなど、条件のことは考えずに、集めた情報の中から、
希望するエリアの土地情報だけをピックアップしていきます。
ピックアップした土地は、お気に入りのものばかりです。この時点で、実際に現場を見に行き、
広さ、日当たり、周辺環境などを確認し、優先順位をつけましょう。この時、価格は予算よりも
10~20%高い物件まで選んでください。
土地の購入費用・建築費・税金・引越し費用・家具や家電の買い替え費用・住宅ローンの手数料や諸経費など、
予算オーバーにならないように計画します。予算がオーバーしている場合は、購入する時期を延期する、親御さんから援助を受けるなど、具体的な対策をたてます。
最後は、土地の価格交渉です。交渉をして希望価格に折り合いをつけることができれば購入します。
土地探しで重要なことは、理想の土地にめぐり逢えたら、ライバルより先に決断するということです。
土地は1つしかありません。決断が遅いと、ライバルが先に購入してしまいます。そのため、価格交渉を
する前までに決断できるように、資金計画をして、しっかり準備しておきましょう。
「土地情報を持ってきてよ。見ておくから」とおっしゃる方がいます。でも、その方法はNGです。
なぜなら、他でも行われている普通の買い方だからです。ダントツに良い土地を購入する方法は、
大きく分けて3つの方法しかありません。その3つの方法を特別に公開します。
「この土地以前から気になっているのだけれど・・・」という土地はないですか?
「もう少し価格が下がれば考えるのになぁ~」という土地です。
そのような時は、この方法をお使いください。
「魔法の申込書」を使ってください。
もし、土地の予算が700万円の場合は、750万円~800万円の物件を探してください。
そして、「700万円で買います!」と魔法の申込書を書くだけで、
土地の価格が下がる可能性が高くなります。
かなり有効な方法ですよ!
ポイント:勝負は一度のみ。そのため、冷やかしでは土地の交渉はできません。
「新しい分譲地だ!」と問い合わせをしてみても、「いつも欲しいところは、必ず埋まっている」
という経験をされたことはありませんか?実は、物件が出る3ヶ月~半年前にすでに買い手は決まっているのです。
この方法は情報勝負です。
そのため、真っ先に情報が入る携帯番号の登録をお願いします。
でも、注意が必要です。
「この土地を買います」と返答できる準備をしておいてください。
ポイント:情報勝負です。そのため、値段は安くなりません。
また、必要以上に値切ると、もう次は紹介してもらえません。
この方法は、あまり土地が出ないところを買う時に有効です。「なかなか土地が出ないんだよなこの地域は・・・。」と
過去に思われたことのある方は、試して損のない方法です。
住宅地図を何枚もコピーして継ぎ合わせ、実際に現地を歩きながらチェックする方法です。
「地上げ」に近いスタイルですね!
ポイント:条件によっては購入する覚悟が必要です。
土地に関しては、まだまだお伝えしたいことがあります。
たとえば・・・
・土地を先に買ってはいけません。その理由とは?
・広告に載っている土地面積を比べてはいけません。その理由とは?
・土地を買っても手数料がかからない 2つの買い方とは?
いかがでしょうか?
まとめると、
・金額が最優先の方は①の方法
・分譲地の良い場所を選びたい方は②の方法
・地域を限定したい方は③の方法
を選んでください。
土地に関しては、じっくりご説明しなければ伝わらないかもしれません。
ぜひ、ご相談くださいね。
最後に、土地を購入する前には、必ずハザードマップを確認してください。
ここ数年「100年に一度の災害」という言葉が珍しくなくなってきました。
ハザードマップは、あくまでも過去のデータに基づいた予測にすぎませんが、
土地を購入する際には、必ず自然災害のリスクを確認しておきましょう。
ハザードマップは、大きく分けて、洪水、内水、高潮、津波、土砂災害、火山、地震
の7種類があります。地域によって公開されている情報が異なりますが、公開している情報は、
すべてチェックするようにしてください。
※ハザードマップ
地震・台風などの災害により発生が予測される被害を示した地図